警官が鶏に襲われ死亡⁉️
フィリピン中部の北サマル州で、違法な闘鶏を取り締まろうとしていた警察官が鶏に襲われて死亡した。
北サマル州警察によると、警察官のクリスチャン・ボロックさんが闘鶏を押収しようとしたところ、鶏の足先に取り付けられた鋭利な刃物状の鉄蹴爪が、ボロックさんの太もも部分の大腿(だいたい)動脈に当たった。
ボロックさんは近くの病院に運ばれたが、出血多量で死亡が確認された。
フィリピンでは歴史的に合法、違法の闘鶏が行われてきた。しかし北サマル州では今年8月、新型コロナウイルスの感染源になっていたことが分かって闘鶏が禁止されていた。
違法な闘鶏は、当局の摘発を免れるために隠れた場所で行われている。